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【衝撃】神経バランスが悪いとサーフィンに悪影響が…

明けましておめでとうございます!
サーフコーチの林です。

 

あなたは自律神経という言葉は、聞いたことがあるかもしれません。

 

でも、それが一体何を意味するのか?
何に関係するのか知らないですよね。

 

実は、この働きが、心や体、そして、パフォーマンスにも影響するのです。

 

簡単に説明しましょう。

 

自律神経は、すべての臓器や筋肉の動きをコントロールしている神経です。
人間と言うのは、細胞でできていると言っても過言ではありません。
そして、その細胞に生きのいい血液がいき渡らないと色々な臓器に影響がでます。

 

血管も筋肉ですが、その血管の収縮を司っているのが自律神経なのです。

 

また、自律神経には交感神経と副交感神経があって、そのバランスが大切なんです。

 

重要なのは、、、

ふたつのバランスが1:1になること。

 

車でいうとアクセルの役目が交感神経。
ブレーキの役目が副交感神経です。

 

それがバランスよく働くと、精神は安定し、臓器や筋肉の動きもよくなります。
実際に交感神経と副交感神経、どちらもバランスよく働いている人は、パフォーマンスが高いのですね。

そして面白いことに、そのバランスがいいスポーツ選手は
決まって、割合が1:1になっています。

また、いいプレイをした時の自分の動作を聞くと、スローモーションだったと言うんですよね。
あわてて行動した時は、交感神経がグンとアップしてしまう。

一方、深い呼吸をして、副交感神経がアップすると、動作はゆっくりになる。

 

よく、完璧なホームランなどを打ったときに打者が、
「ボールが止まって見えた」
と言うことがありますが、まさにこの状態のことを言うんですね。

 

メンタルトレーニングをしている人は、この状態をゾーンとも言いますよね。
ゾーンは、フローの究極の状態のことですよ^^

 

多分あなたも、いいライディングをした時は、ゆっくり感じて、逆にあわてている時こそ、
ワイプアウトしてしまったりするというのも、この働きに関係してくるのです。

では、どうすれば、この副交感神経と
交感神経のバランスを1:1にできるのか?
それを少しお教えしたいと思います。

 

実は、これは習慣と関係していて、
いきなり海に行ったときだけ気をつけても意味がありません

 

常日頃、ちょっとした考え方で、自律神経の働きを整えるようになります。
簡単ですので、ぜひ1つでもやってみて下さい。

まずは、

1、呼吸法です。

深呼吸は、副交感神経を高めるたの
簡単で重要なスイッチのようなもの。

「1すって、2倍の長さで吐く」

これを1日10回ほど繰り返して下さい。
それだけで、副交感神経が上がります。

 

次に、

2、食事法です。

 

意外に感じるかもしれませんが、実は、食事も関係します。

当たり前ですが、食事中に寝る人はいませんよね。

これは、かむなどの行為を含め、体が活発に行動しているので、交感神経が高まっているためです。
食後は逆に副交感神経が高まるのですが、食事中の交感神経の高まりが過剰すぎるとその反発に副交感神経が高まりも過剰になります。

(食後に急に眠くなるのはそのせいです)

 

なので、

それを抑えるために、食事は、ゆっくり時間をかけて楽しく食べる。

これに気をつけて下さい。

 

得てして、日本人は早食いです。

逆にヨーロッパ人は、食事に2時間とか普通に時間をかけて食べます。

でも、その分、交感神経と副交感神経の働きをみると、
ヨーロッパ人は日本人より、1:1に
近い数字がでるんですね~^^

 

そして次が、、、

 

3、腸内環境をよくする。

 

実は腸内環境をよくすることは、自律神経の働きを整えるためには不可欠です。

サーフィンに行く度、体調が悪くなる人旅行に行くと眠りにくくなる人、また、便秘気味な人はもちろんですが、

日頃から食物繊維と乳酸菌を積極的に摂取することをおススメします。

おススメなのは、水溶性食物繊維で、代表なのは、
りんご・キュウイ・ごぼう・わかめ・なめこ
に多く含まれています。

また、乳酸菌の代表は、
ご存知、納豆・ヨーグルト・漬物・お味噌
等がいいと言われています。

 

他にも、、、

・ウォーキング
・ストレッチ
・半身浴
・笑うこと

等、もいいと言われています。

 

これを、日常で取り入れることで、徐々に、交感神経と副交感神経の値が、理想の1:1に近くなります。

日本人は、技や技術が大好きです。

でも、

 

こういった目に見えないですが、心や精神に関係することも、
僕は、サーフィンが上手くなるには凄く大事なことだと思いますが、
あなたはどう思いますか???

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