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端から見たら絶対やらない

こんにちは、サーフコーチの林です。
方南町のRev.ShowRoomから、、、

昨日はフラットウォータートレーニング(FWT)をやってきました。
今回で3回目かな。
明日は、ライディング編のサーフコーチングです。
冬も2月までやりますよ^^v

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今日のBLOGはテイクオフをもっと上手くなりたい
ライディングで頭が真っ白って方に重要なヒントがありますよ。

昨日のFWTは
長時間パドルしても肩が張らなくなり疲労感が全然違う
って全員が感想をいただきました。

さらに、方向転換はこんな簡単に出来るんだ。
いままでパドルでするモノだと思っていて、10年無駄にしてきた・・・
驚かれていました。

ココまでは誰でも結構簡単に出来ます。

そして波の力を使ったテイクオフ。
これが一番の難関ですね。

基本的にノーパドルでポーンポジション(腹ばい)で波に乗ります。
インサイドのショアブレイクですが、結構難しいんですよね。

 

最初はピークの前から乗ろうとして波に置いてかれます。
もちろんパドルしないで乗ります。

ピークの上側に合わせると、ノーズが刺さるか置いてかれます。
ピークの斜面に自分から入って行き、合わせる。
これでノーパドルで乗る事が出来ます。

実はここがテイクオフで、ピークに合わせるコツなんですよね。

そしてピークから目を離すのが速いと波の乗れなかったり、
ボードに乗ってから1テンポ間が空きます。

ピークから目を離すのが速いとこうなります。

 

最悪の表現「タイミング」

テイクオフとかライディングでもよく出てくるのが、
タイミングが悪いって表現です。
もの凄く抽象的で明確じゃないですよね。
なので最悪の表現だと僕は考えています。

FWTでは凄く抽象的なものから、斜面合わせているか合わせられていないか?
に表現が変わります。

ボードに腹ばいになった瞬間に滑り出せばピークの斜面に合わせられた。
ボードに腹ばいになり、1テンポ遅れてボードが進み出したら、
ピークの斜面より前に合わせてしまった。

ということです。
その原因は目を離すのが速かった。
なので、上手くいかなかった・・・これが殆どです。

 

歩いて出来ないことはパドルでも出来ない

インサイドでゆっくりと歩きながら、
ピークに合わせる事が出来なければ
パドルでピークに合わせる事もできませんよね。
だからめっちゃ重要なんです。

このノーパドルは繰り返し意識してやっていくことで段々と出来るようになっていきます。
最初は2割を目指して、3割。そして7割と・・・徐々に成功率を上げていきます。
失敗は成功への通過地点ですし、失敗が無ければ成功にもつながりません。

さらに、ピークの斜面に合わせる事が出来ていないから、
一生懸命にパドルしてテイクオフするので
ライディングは頭が真っ白になる原因です。

そしてテイクオフのぐい押しで加速する頭の位置、失速する頭の位置も
体感でき、波の力を推進力に変換するスキルも身につきます。

 

午後は、波のあるポイントで実践練習です。
午前中やっていった事を、実際にパドルで
波をキャッチして行くことをやっていきます。

インサイドのショアブレイクでやっていた事を
思い出しながらやっていくと、もの凄く効果的です。

最初はどうしても今までのクセが出やすいのですが、
アドバイスしながらやっていくので、
1時間後には大きな変化を感じられています。

速い人は、直ぐに違いを感じていますね。

 

端から見たら絶対やらない

「波の無いポイントでしかもインサイドでやっているFWT。
 事前に端から見てたら・・・なんか変なことやっているなぁ〜
 って思うので絶対受けないだろうな。
 って思いました」

と昨日受講された方はおっしゃっていました。

けれど、昨日の受講者さん4人の感想は

・ドライスーツでもパドルが疲れない
・慣れないサイズでも最後は挑戦できるようになった
・何をやれば良いのか分かった
・テイクオフがもの凄くラクになる
・波に乗る本数が増えた
・波が見えるようになった
・海に入る前に何を見て波を判断すべきかが明確になった
・力を入れずに3漕ぎでテイクオフ出来るようになった
・ライディングがもの凄く冷静に出来るようになった

これだけ違いを感じてられました。

「この基本的なことをここまで教えられる人っていないですよね。
 端から見たら変な事をやっているFTWはあなどれないですね。
 参加してよかったです」
と感想をいただきました。

 

P.S.1月のFWTは1/6(水)残り1名様です
→ フラットウォータートレーニング

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