mick's big snap.

コラム

ミック・ファニングのトップターン

凄く久々の更新になってしまった・・・
今回は、ミック・ファニングのFacebookから写真をお借りして、トップターンの解説をしてみようと思います。

アークアクションとかハンドアクションとか、ターンは上半身からリードするとよく言われているけど、実際どうなの??

上半身を振りすぎるとターン失速しません?
バランス崩して転びません?

実は、アームアクションとか上半身からリードするっていうのは、実は間違っているんですよね。
上半身から動かすと、しっかりと体重をボードに乗せられなくなるしレールが使えなくなる。テール中心のターンになってしまう。
テール中心のターンになると、スプレーの量も小さくなってしまうし、 ターンの後半の伸びが無くなってしまう。

mick's big snap.

seq01

この時点では腰と上半身の位置は同じ方向を向いています。

seq02

seq02

上半身はほとんど動いていません、同じ方向を向いています。
腰が少しボトム側に動いています。

seq03

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この写真でも上半身はほとんど動いていません。
変わったのは腰の向きくらい。
ほんのちょっとの腰の動きでボードはこんなに動くんです。

seq04

seq04

この写真でも上半身はほとんど動いていませんよね。
肩の向きをよく見てみると、ほとんど同じ方向を向いています。

もしこの状態で上半身を思いっきり回してみたらどうでしょう?
完全にバランスを崩してワイプアウトしてしまうのが 容易に想像付くと思います。

ターンは腰から。
上半身からリードしたら、転ぶかテール中心のターンになってしまいます。
腰から動くからボードが動くんです。
このシークエンス全体を見ても動いているのは腰とボード。
腰の動きから遅れてボードが動いてきています。
腰を正面に向けて、腰からターンしてみて下さい。
勝手にボードが動きますよ。

ビデオや写真を見るときは腰の動きを観察してみて下さいね。
色々なヒントがあります。
連続写真はもっとよく分かりますよ♪

ファニング先生のFacebokはこちらから

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