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こんにちは、サーフコーチの林です。
同じような体格と体型してても、パンチの強い人と、そうでない人。
パドルの速い人と遅い人。
力一杯に漕いでもパドルでスピードが出ないって感じているなら
かなり今日のBLOGはいい話になるかもしれません。
※2018.03.03に内容を最新の内容にアップデートしました
パドリングには順番がある
腕に力一杯入れてもパンチ力が上がらないのと一緒で、
パドリングもスピードが出ません。
パドルが速い人と同じように漕いでみても、スピードが出ない。
横からスイスイと抜かれていく・・・
これらの違いは、パドルをどこからしているのか?がポイントになってきます。
ストロークを長くするとか、その次元での話ではありません。
さらにまた、よく肩が外れる位速く漕ぐとか、力一杯漕ぐとか、ハイエルボーで漕ぐとか・・・
色々な方法がありますが、これは筋肉がどの様につながって動くか?を知らずに言われている内容です。
カラダはあるところを使うのが基本となっているからです。
パドリングが速い人は、必ずここを使ってパドルしている
それは何処か?というと、体幹のインナーユニットです。
体幹の動きをになっている、カラダのコアですね。
インナーユニットとは
横隔膜、腹横筋、多裂筋、骨盤底筋群
の4つの筋肉ですの総称です。
インナーユニットに連結しているインナーマッスルがあります。
それが腹斜筋です。腹斜筋は横隔膜や腹横筋と連結して動くという特徴があります。
さらに、腹斜筋は肩甲骨と肋骨の間にある前鋸筋と連結しています。
なので、パドリングでは肩甲骨が使えるようになると、
前鋸筋→腹斜筋→横隔膜・腹斜筋と複数のインナーマッスルを連結させるようにカラダを使う事が出来るようになるので、少ない力で効率の良いストロークをする事が可能です。
体幹のインナーユニットまで使えていれば、体幹も安定するので背骨の自由度が上がりパドリングでの疲れ方が大きく変わり、疲れにくくなります。
パドリングで背中を反ると背中側の筋肉を固めてしまうので、背骨の可動範囲が狭まり、さらにずっと背中を反り続けてしまう事で、ずっと力を入れている状態が続くので簡単に疲れてしまいます。
これは絶対的なカラダの法則です。
最初の例に出たパンチ力の差はここから来ているわけです。
野球やテニスで手打ちの人はボールが軽いって言われます。
※余談ですが中高テニス部でした。
体幹のインナーユニットまで複数の筋肉をつなげて動くことが出来ると、上半身の力を効率よくラケットやバットに伝えることが出来て、パンチ力も上がるというわけです。
複数の筋肉をつなげて動くことを筋連結、もしくは筋連鎖と呼ばれています。
速いパドリングを実現するボードの乗り方
前述したとおり、体幹のインナーユニットを使うとパドリングが速くなっていきます。
腹ばいの時に、みぞおちから太ももまででバランスを取ると、インナーユニットを使ったパドリングのストロークをする事が出来るようになります。
おへそでバランスを取ることは、点でバランスを取るので背中やお尻、ハムストリングスに力が入り筋肉を固めてしまい動きが硬くなり動きが重たくなってしまいます。
みぞおちから太ももの大きな面でバランスを取ると、安定感が出ます。
ヒザをくっつけると、アウターマッスルに力が入り動きが重たくなってしまいます。
ヒザは拳1〜2個分開けて、足のカカトを少し上げてカカトを付けるようにすると、さらにやりやすくなります。
是非やってみてください。
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P.S.もし、あなたがパドリングで・・・
P.P.S.
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