解剖学と体軸理論をベースに
「超具体的で再現性のあるカラダの使い方が出来る」
をコンセプトにしているサーフコーチ・体軸セラピストの林です。
ゴールドコースト滞在、あと残り1日・・・
今日はサーフボードを手に入れました。
フィリペが乗っているシャープアイですね。
ゴールドコーストでは評判良いそうなので、日本でも使えそうなDISCOというモデルを。
やっぱり、サーフボードは色々と乗ってみないとね〜
パドリングやサーフィンしていると腰が痛くなる・・・
こんな風に悩んでいる方、意外と多いと思います。
腰痛に効くワークを今日は紹介したいと思います。
日常生活でもサーフィン前後にも使えますよ。
僕の場合は日頃のトレーニングにも使っています。
今年は腰が痛くならなかったCT取材
今まで毎年CTで写真を撮っていると一日中立っているので腰が痛くなるんですけど、今年は腰が痛くなることが全くありませんでした。
なぜなら、みぞおちの使い方の質が向上したからです。
今までは腰を反ってしまい大腰筋が固まり腰痛が発生していましたがが、立ちながらみぞおちを丸めたり戻したりという動作をしていたので、大腰筋が固まらずに背骨が柔らかい状態で立っていることが出来たので腰痛が発生しませんでした。
サーフィンでも何でもそうなんですけど、みぞおちの使い方1つでカラダの使い方が変わります。
みぞおちが上手く使えず、腰を反ってしまうと背骨の胸椎12番から腰椎5番から始まり大腿骨の小転子までついている大腰筋が上手く機能しないので股関節が使えなくなります。
踏ん張りが利かなかったり、足全体で支えようとするので足も疲れてしまいます。
また、横隔膜も上がった状態になり胸呼吸になり浅くなりがちです。
さらに背骨の周りの筋肉の脊柱起立筋も固まってしまうんです。
余談ですが、ブラジリアンの選手はターンする時にはみぞおちを丸めてからターンに入ることで、体重を乗せることが出来るので小柄なのにスピードとスプレーが多いんですよね。
サーフィンで腰が痛くなるのも同じ原理
なので、両足をくっつけて背中を反りパドリングすると腰も一緒に反ってしまってしまいます。
背骨の周りの筋肉も同時に固めてしまい、背骨が自由に動かず可動域が無くなってしまい、腕力便りのパドリングになってしまいます。
そして、大腰筋が固まり腰痛を発生してしまうんですよね。
日常生活で腰が痛くなった時にやると効くワークを紹介したいと思います。
このワークやって海に入ると、もの凄くボードとの一体感が生まれるのでオススメです。
股割りのワーク
・足を肩幅の1.5倍に開き、つま先を45度外に向け、手を胸の前で合掌する
・みぞおちの力を抜き、骨盤を地面に対して垂直に立てる
・身体が前後に傾かないようにしながら、まっすぐしゃがむ
・しゃがんだ状態で両肘を膝の前に出し股を広げ、左右の股関節を揺らすように骨盤を左右に動かす
・まっすぐ立ち上がり、開始姿勢に戻る
・これを5回ほど繰り返す
※しゃがむ時に腰が反ってしまうと上半身が前に傾いてしまいますので注意してくださいね。
腰が痛くなったな〜と思ったら是非やってみてください。
結構股関節に効くので腰がラクになりますよ。