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波の使い方の上手い人

こんにちわ、サーフコーチの林です。
バーレーの宿泊先から、、、

スナッパーで入ってるとずば抜けて上手い人がいるんだけど
その人達を見てると色々と勉強になる所があるし、
思い知らされるな〜と。

40、50代の人でもセットの良い波を選んで
カービングやスナップをバリバリ入れてくる。
良い波だけを求めたらインドネシアになるんだろうけど
上手くなりたいって思うならゴールドコーストは非常に刺激的。

CT選手も普通に入っているので、色々と盗める^^v

しかも、奥から乗ったらほぼ自分の波になる。
たまに、ドロップされることもあるけどね。

 

特にあまりよくない波だったり、パワーゾーンが狭い時に
どういう風にパワーゾーンを使うか?
これは非常に上手いなぁ〜って思う。
レールワークというより、パワーゾーンの面の使い方がもの凄く上手い。

これは個人的な悪い癖なんだけどパワーが無いとボトムに降りずに
波の中腹でピヴォットターンを入れてしまいスピードを付けてしまう。

その結果パワーゾーンから出てしまい、スピードが出ないのでイマイチな1本になってしまう。
やたら上手い人はボードをボトムに下ろす事をしているんだよね。
表現をかえると、ボトムに下りてパワーゾーンを使い切っている。

このシークエンスはCaio Ibelliのフリーサーフィン。

パワーゾーンのボトムまで使い切るためにはパワーゾーンを面で捉えておく事が重要。
セクションだけしか見てないとボトムまで降りなくなってしまい、
パワーゾーンの上下を使い切ることが出来なくなる。

こういう時にやってしまいがちなのがボードの使い方だけを考えてしまうこと。
ボードの動きだけを考えてしまうと、自分がどこにいるのか?
曖昧なままなのでパワーゾーンを使い切る練習ってのが出来ない。

サーフィンはパワーゾーンでするモノなのでボードの使い方も大事だけど、
波をどう捕らえて使っていくか
これがもの凄く大事で上達を左右してくる。

 

パワーゾーンの捉える練習方法

1.パワーゾーンの形をボヤッと頭の中でイメージする
2.波を取りに行く時にパワーゾーンを面で把握する
(面で捉える事が出来て分割できたら尚更OK)
3.テイクオフでは既にセクション捉えているので、面のボトムをターゲティング

パワーゾーンの形をかっちりと明確に描いてしまうと
その形にしか対応出来なくなってしまいうので
ボヤッとイメージさせると自在に形を変えることが出来るので
色々な波に対応する事が出来るのでオススメ。

これが出来るようになると、
混んでいる状況下で余りよくない波を選んでしまっても
結構良い一本に出来るようになるので是非やってみてください。

1stマニュバーを思うように入れられないなら
尚更パワーゾーンを面でとらえる練習をしていくと効果的なので。

 

PS.あすの9時で販売終了します

→波の最強トリセツ
次回は半年後の予定です

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