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夏のゴールドコーストから2018

解剖学と体軸理論をベースに
「超具体的で再現性のあるカラダの使い方が出来る」
をコンセプトにしているサーフコーチ・体軸セラピストの林です。

ゴールドコースト滞在、あと残り2日・・・あっという間です。
今年は滞在2週間と短いんで、、、

今日のBLOGは今日あった出来事なので、興味のある方だけ読んでくださいね。
NHK番組でやった「奇跡のレッスン 波は答えを知っている」奇跡のサーフコーチが教える、ボトムターンのテクニックなども書いてあります。

今日は朝からグラス・ラブへ工場見学に行って来ましたよ〜
日本のISAのマスターコーチのヒロさんとゴールドコーストの高校に留学してるキッズ達を連れて。
シェイパーのアレックスがいたのでアレックスが直々に工場を案内しくれました。

工場は色々なブランドのボードが所狭しとキレイに整理されて置かれていました。
削り終わった状態のから、サンディング待ちのボード、仕上がってクオリティチェックしているボードなどなど・・・
今、一番良いボードは何か?も聞いちゃいました(笑
その後、JSの工場にも。
朝からもの凄く面白かったですね〜

で、皆で家に戻ってCafeリトルマーレーでラテとチキンラップサンドを食べて、カラダの使い方などのコツをちょっと教えてました。
腕相撲とパドリング関係性やボトムターンの体重比率の割合とその理由などなど・・・色々と話し過ぎちゃいましたね(笑
その他には、先日書いたブラジリアンの選手がここまで台頭してきた理由とその確信などなども(笑

で、D’bahへ移動してサーフ。

僕もサーフィンしようと思ったのですが、ヒロさんが子供達をコーチングするとのことで一緒に喋りながら見ていました。
ヒロさんは20年前からオーストラリアでコーチングをしているレジェンドなんですよね。
なので、オーストラリアのコーチングはどういう風にやるのか?など知り尽くしています。

例えば、1月に放送された奇跡のサーフコーチングというNHKの番組。
ジョーディ・スミスやケリーなどをコーチングしていた、クレイトン・ニーナバーが日本でサーフコーチングをした時に撮影されたものらしいです。
家はTVを置いてないので、その番組すら知らなかったんですけどね。

今回会ったキッズの1人はクレイトンに週に数回コーチングを受けています。
実際の放送はいつも聞いているのを日本語通訳で聞いただけだったと言っていました(笑
その子にクレイトンが教えている内容を何そこまで知っているんですか?って言われたんですけど、見れば分かるんですよね。
運動構造と解剖学と運動力学、そして波が分かれば^^

例えばボトムターンだと、

弓を引くように

というアドバイスがあります。
これをやるとボトムターンでドライブを掛ける事が出来るんですよね。
しかし、これだけだと表面的な部分になってしまいアドバイスを受けた側のセンスに頼られてしまう・・・という事が起きます。

けれど、僕はこれだけじゃ終わりません(笑

・足の何処に載るのか?
・体幹はどう使うのか?
・ボードを傾ける時はどうやるのか?
・腕を引く時はどのタイミングでやるのか?
・レールを抜く時はどうやるのか?

などなど・・・解剖学的かつ運動力学的に落とし込んで科学的に裏付けてあります。
その結果、めっちゃシンプルにどうやるのか?が分かり、しかもその場で体感できてしまいます。
しかも、皆同じように再現出来る
それを可能にしたのが体軸理論なんですよね。

世界最先端と言われるオーストラリアのサーフコーチングより、全然進んでいると言われました。
しかも、「科学的な裏付けがされている」とメンターのヒロさんから大絶賛されました。
ヒロさんもオーストラリアで習った内容と解剖学的かつ運動力学的なカラダの使い方が紐付いたようで、色々な事がつながったと言っていました。
まさしく、世界最先端と自負しています(笑

その他には、海に入る前のルーティーンでメンタルトレーニングがあるんですけど、これってゾーンに入るための方法の1つなんですよね。
で、メンタルトレーニングやる前に上丹田のワークを事前に入れて既にゾーンに入っている状態を作ってやる方法をヒロさんにレクチャーしました。

キッズ達のサーフコーチング・セッションを僕が特別にレクチャーしたんですけど、明らかにライディングのスピードが変わっていました。
自慢になるんですが、クレイトンやゴールドコーストのコーチに習っているのに、僕のたった一回のアドバイスで明らかにスピードが変わってしまいました。
子供達も手応えを感じてくれて、めっちゃ楽しかったと言ってくれていましたね。
プライベートの1セッション30万/日と言ったら驚いていましたね(笑

ちなみに子供達に今回アドバイスしたのは基本的なスピードを上げる方法、ただこれだけです。
細かいカラダの使い方はサクッと説明したんですけど、これは繰り返し陸でやらないと無理なので、足の何処に乗るのか?ただコレだけを意識してサーフィンしてもらいました。

その他には、クレイトンがアドバイスしている内容の科学的な裏付けや前述したような何処に乗るべきか?という基準作りなどなど。
たったこれだけでサーフィンが変わっちゃうんですよね。
だから、基本フォームで何処に乗るのか?この基準が出来るだけでボトムターンもドライブして、今回教えた子供達3人ともスピードが明らかに変わっていました。

コーチングしている僕も変わるのを見るとホント嬉しい瞬間です。

で、解散してD’bahに戻ってお一人様サーフをしましたとさ。
水も水色に戻り澄んでてて、今回の旅で一番良い波でした。
ちょっとパワー足りなかったけどね^^

日本からCTサーファーやワールドチャンピオン、出したいですよね。
そこにコミットしている方、是非連絡くださいね。

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