3フルよりパドルがラクに出来たら、、

これは、あなたのサーフィンライフを大きく変える出来事になります。

目の前に良い波が入ってきたのに「まぁイイか」と見送ってしまう。こんな経験あるかもしれません。

また、冬の間に仲間より多く波に乗って上手くなりたい。
良い波の時は心ゆくまで思う存分楽しみたい。
ヘッドオーバーの良い波にガンガン乗れて、波を取る本数を増やしたい。
パドルをラクにして、1時間に乗る本数が5本増やす事が出来ないか?そして、今よりも上手くなりたいと。
僕も同じ事を思っていました。

しかし、長袖のウエットを着ると腕が重たくなりパドルがしんどく、辛いはずです。
日本のウエットスーツは世界一のクオリティだし、最新のエントリータイプやマテリアルを試してみたけど、期待したほど変わらなかった・・・こんな経験ありますよね。
けれど、長袖のウエットスーツを着ることで腕が重たくなり乳酸がたまるので、すぐに体力を奪われてしまい、乗ろうとした何本も波を逃してしまい、波を取られてしまい1時間もしたら体力限界
さらには、目の前に良い波が来たのに、ダルくて反応できない 、、、

このままだと、冬の間に波に乗る本数が減るので上手くなるどころか、今より下手になってしまうのでは?と感じているかもしれません。
けれど、それはあなたのせいではありません。
なぜなら、普通のウエットスーツで変える事は出来ないからです。
「パドリングをどうにかしたい」思っているあなたなら、必ず気に入る事をお約束します。

セミドライでも3フルよりラクにハドルができるようになるので、長時間パドルが出来て、沢山波を取る事が出来るようになりたいなら、このまま続きを読んでみてください。

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意外と知られていないパドルの負荷を増やすもの

サーフィンのパフォーマンスにもっとも影響するのが、元となる型の違いがあります。
それは、ウエットスーツをおこす型です。世界的に2種類あってダイビング型とスイム型があります。
ダイビング型は潜る事を前提にしているので両手が下がっている状態で型がつくられます。
一方、スイム型は泳ぐ事を前提にしているので両手が上がったバンザイの状態で型がおこされます。

日本は海水が冷たい事もあり暖かさや、いかに浸水を防ぐことが出来るか?が求められてきたのと、ダイビング用のウエットスーツをつくっている工場が多かったのもあり、現在主流のとなっているウエットスーツはダイビング型です。
特にドライスーツはダイビング型の典型。
潜ることを前提に考えられているので、浸水を防ぐ事や保温、耐久性の面でメリットがあります、

デメリットは両手が下がっている状態なので、肩の動きはあまり考えられていないので、肩甲骨の動きが制限されパフォーマンスは悪くなる。
さらにこの両手が下がっている状態は、パドルしているときに背骨に負担をかけてしまう。
その結果が、動きづらい、パドルがしんどいとという要因になってしまっています。

一方、スイム型は腕がストロークをする事を前提にされているので、両手がバンザイの状態で作られているので肩周りの負担は少なくなりパフォーマンスも良くなります。
サーフィンではパドリングのパフォーマンスに影響する肩甲骨の動きはストレス無く動けるようになっています。
さらに、両腕が上がっている状態なので背骨への負担が少ないので首への負荷が減り、テイクオフの動作等でのパフォーマンスを妨げる要素を減らす事が出来ます。

デメリットは、一昔前までは浸水性能が脆弱だったのであまり採用されてこなかったという背景があるのかもしれません。
しかし、現代はマテリアルの進化や開口部や首部のドライネック化などが進んでいるのでこの辺は解消されています。

余談ですが、最も進化しているウエットスーツはトライアスロン用のウエットスーツです。
トライアスロンをやっているの人達は富裕層が多く、研究開発に莫大な投資をすることが可能なためです。さらに、パフォーマンスの結果が数値で出るのシビアな競技なので、どんどんと開発に投資されてゆきます。

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パドルに影響しないウエットの見分け方

見分け方は簡単で、吊してあるウエットスーツの袖を持ち上げてみてください。
ダイビング用の型は腕が途中で引っかかるような感じになり、ウエットスーツ全体が腕に持ち上げられるように動きます。
スイムタイプは、腕を上まで持ち上げても引っかかりがなく、スーっと上まで腕だけがあがります。
たった、これだけの差なのですがパドリングに大きな負荷がかかってしまいます。
ダイビングタイプは腕を上げるだけでウエットスーツ全体のテンションが腕に掛かるので、パドリングが重たくなるのは当然と言えるでしょう。

ダイビング型とスイム型の違いを同じモデルで比べてみるとこの様に差が表れます。

肩や腕が重たくなる本当の原因が、、、

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