カラダの使い方

上達速度を上げる習慣化、その2

こんにちは、サーフコーチの林です。
館山のRPCから、、、

もう、5日で今年も終わってしまうんですね〜
あなたは今年1年、サーフィンの上達を感じられましたか??

僕は、自分で言うのもなんですが・・・
結構変わったなぁ〜と実感しています。
アップル・ウォッチのアプリでLOGを取っているから
尚更実感できるんですけど、最高速度が去年より上がっていますね^^v

特に体軸理論を取り入れてからの上達のスピードは全然違います。
体軸理論って、解剖学や運動力学がしっかりとベースに入っていますからね。
おかげで解剖学と運動力学には詳しくなりました。

僕がISAのサーフコーチングのライセンス取ったオーストラリアは
バイオロジックサーフィンって言って、解剖学や運動力学がベースになっています。
HPCのコーチとか、この辺を熟知しててそれを自分のメソッド化していますね。

個人的にもっと解剖学や運動力学をもっと詳しく知って落とし込みたいって思ったので、去年末から体軸理論を習いに行って、取り入れたってのがあるんですけどね。
あ〜もっと早く体軸理論を習っておけばよかった〜って最近は思っています。
ISAのメソッドと体軸理論を融合させたら、何をどうするのか?が明確になり、そして、色々と常に進化してるな〜と感じます。
来年はどんな目標に設定しようかな??

高岡英夫「究極の身体」から

高岡英夫「究極の身体」から

前回の「上達速度を上げる習慣化」は

立っている状態で軸が通っている状態じゃなきゃ意味が無いよね。って話しでした。
軸が通っている状態で立ててなければ、歩いてるときや走っているときに軸はどういう状態になるのか?ってのが分かりませんからね。
さらに、競技姿勢であるサーフィンでは何やっているのか?分からないので・・・

軸が通る場所がズレているば、正しい位置に軸が通らないのでカラダを使う基準がズレてしまっているということです。
設定がズレていると言うんですけど、元からズレていれば常にずれた状態で歯車がかみ合わない状態でつねにカラダが動いているから、中々成果が得られなかったりします。

ホント、軸って超重要です。
特に、朝「軸を通す」と1日、気持ち良い感じで始められます。
オススメなのは、地球の中心のマントルから自分のカラダを軸が抜けて空まで伸びているイメージで軸を通すと、頭が冴えますね。
軸の通し方はこちらの記事を参考に

歩いてる時を習慣化する

歩いているときや走っているに時、出来るだけ以下を意識しています。
まずは歩いているときからはじめてみてください。
軸が通っている状態を確認してから

  • 足のどこから地面に着くか?
  • 軸が落ちるところにウナが重なっているか?
  • 足を前に出すとき、どこから動いているか?

これらを意識しています。

僕は走っているときは、「みぞおちの状態」を特に意識しています。
横隔膜が上がった状態になると腰が反ってしまい、腰痛の原因になってしまい走っている意味が無くなってしまうので^^;

立っているときは、両足の外くるぶしの下に乗るようにしています。
そうすることでウナに乗る事が出来るますからね。
この時に指で地面をつかんだり、つま先側に乗ったり、カカト側に乗ったりしてしまうと、アウターマッスルに力が入ってしまったりするので、使いたいインナーマッスル(体軸筋)が使えなくなってしまいます。
特に軸が通る、ハムストリングスや大腰筋、横隔膜は優位に使いたいかな。
なので、立っている状態の時にウナに乗って軸をしっかりと意識する。

たったこれだけなんですが、結構良いトレーニングになるんですよね。
こんな感じで、日常生活に軸の感覚を取り入れて行くだけでワークやサーフィンの練習に大きく貢献してくれます。

オススメのトレーニング方法

前述しましたが、軸を感じながら歩くだけで効果の高い練習が出来ます。
軸は動く上で基礎となる重要なポイントなので、どれだけカラダに軸を感じながら生活するか?がサーフィン上達を左右します。
なので、是非少しずつで良いのでやってみてください。

  1. 肩幅に足を開き、立っている状態で両方の外くるぶしの下に乗るようにします。
    これだけで自然とウナに乗る事が出来るようになります。
  2. 内くるぶしを繋いだ中間に頭のてっぺんから指一本後ろからお尻の穴の5ミリ前に軸が落ちるイメージをします。
  3. 軸が通って内くるぶしを繋いだ中間に落ちる事を味わいます←これ重要
    この時に、ヒザは軽く曲げるのがポイントで、ヒザを伸ばすと太ももの前側の大腿四頭筋に力が入ってしまいます。
  4. そのまま、軸を前に倒しま足をだします。
  5. 次ぎに軸が垂直に落ちるところに、ウナを重ねるように外くるぶしの下から足を着きます。

あとは4と5を繰り返して歩くだけです。
歩いてるときや走っているとき、これらを意識してみると凄く効果の高いトレーニングになります。
この方法を意識しながらゆっくりとしたスピードで走ると軸と心肺機能のトレーニング(心肺機能の下が伸びて、1分間に30〜40まで下げられる)になるので、個人的に好んでやっています。
あと、軸を感じながら生活をするだけで疲れにくくなったりもします。

特にライディングでは、足のどこに乗っているのか?これらの感覚が鮮明に足裏から伝わるようになっていきます。
その結果、足のどこに乗っていると軸が出来ているのか?が分かるので、スピードが自然と出るようになってゆきます。

是非、サーフィンが上手くなりたいと思っているなら、上達の習慣化を意識してみてくださいね。
軸が分かってくると、色々な身体意識を感じる事が出来るようになりますよ^^

PS.

体軸ジョギングコレやってからVSSK8やると、海の中でもサーフィンが好調と弊社スタッフは言ってます
年内お届け可能なVSSK8は残り1台です

PPS.

バイオロジックサーフィンを取り入れたI.S.A.のメソッドと体軸理論を融合させた、ターンのメソッド知りたい?
コレで学び身につける事が出来ます
↓ ↓ ↓
3xGS

(Visited 702 times, 1 visits today)

[ACSOD 新モデル]SSインプレッション前のページ

ジョンジョンのボトムターン方法次のページ

ピックアップ記事

  1. ドライスーツを越えた暖かさ
  2. 冬の波良い日に満足ゆくまでサーフィンしたい??
  3. パドルが重たくなるのは当たり前?
  4. 動きやすさのカギは肩甲骨
  5. 僕がパフォーマンス・スーツを作ったきっかけ

関連記事

  1. カラダの使い方

    フロントサイドのリエントリー・シャドートレーニング方法

    サーフコーチの林です。フロントサイドのリエントリー(リッピング)っ…

  2. カラダの使い方

    失速するターンとドライブするターンの違い

    こんにちは!テクニカル・サーフコーチの林です。@館山市のRPC…

  3. カラダの使い方

    テイクオフ全体の動きの軽さに影響する所

    超具体的で再現性のあるカラダの使い方が出来るをコンセプトにしている、…

  4. カラダの使い方

    サーフィン絶対に上手くなると”確信”出来る瞬間、その2

    毎日たったの3分、サーフィンで動けるカラダを手に入れる「究極の…

  5. カラダの使い方

    動作が上手くい出来ない人に共通する3つの特徴

    こんにちは!体軸トレーナーの山根です。@銀座のスタバより今…

  6. カラダの使い方

    CT選手がやっている、ボトムターンをドライブさせる1つのコツ

    新しい体幹の教科書著者・サーフコーチ林です。今日はCT選手がや…

オススメの記事

  1. カラダの使い方

    動きやすさのカギは肩甲骨
  2. コラム

    ウエットスーツの三重苦:動きが重たくなる原因
  3. パフォーマンススーツ

    サーフィンが疲れる最大の原因
  4. BLOG

    僕がパフォーマンス・スーツを作ったきっかけ
  5. コラム

    軽く動ける時と動きにくい時の違いって?
PAGE TOP