こんにちは、サーフコーチの林です。
館山の自宅から、、、
昨日は超基礎編のサーフコーチングをやってきました。
3種類のパドルや方向転換、ドルフィンのコツなど。
そして午後からは、テイクオフでの視線の使い方も。
パドルは状況に応じて使い分けるのがポイントです。
沖に出るときや移動するとき。
テイクオフするとき。
スープの所をパドルするとき。
基本は3種類使い分けると状況に合わせ対応できるようになります。
その他には短距離のスプリント、中距離のスプリントなどもあります。
この辺は移転が落ち着いてから、ムービーに追加する予定です。
さて、今日のテーマです。
上手い人に共通する点について。
上手い人は必ず細かい所をしっかりやっています。
そこ、あんまり関係ないでしょ?
って思われがちなポイントをしっかりとさりげなくやっています。
特に「状況判断」は絶対におさえています。
なので余裕が生まれテイクオフから上手い。
そしてライディングもしっかりと決めてくる。
予想ではなく、しっかりと把握するのがポイントです。
上手い人は予想ではなく、状況を把握しています。
例えばテイクオフ
しっかりとピークに入って、進行方向の先まで見て
この先がどう割れてくるのか把握して、テイクオフ。
これ、やっている人凄く少ないです。
簡単にいうと、状況判断ですね。
職業柄海に入っている人の観察をするのが趣味(笑)なのですが、
テイクオフの時に真っ直ぐ前を見ている人が殆ど。
その為に、前足を着いてから進行方向を見るので、
全てがその場しのぎになり、先を読めず余裕が生まれない。
なのでアクションも入れる事が出来ない。
特にバックサイドはどうしたら良いのか分からない・・・
また、行けると思いテイクオフしても先が崩れてしまい抜けられない・・・
乗るといつもダンパーだらけ、、、
というような事へとつながります。
波が来たらうねり全体を確認。
そしてピークに入ったら、しっかりと進行方向を見て先の状況を把握。
これに慣れてきたら、徐々に動作を早めてあげればOKです。
これをやるだけで良い波に乗れるようになる。
というか、どんな波でも対応出来るので楽しめるようになります。
もう一つ、テイクオフの例を出すならば
2〜3回のパドルでテイクオフしてくる人。
たまに見かけると思います。
彼らは、しっかりとピークどこに行けばラクに乗れるのか?
これをしっかりやっています。
ココに来るだろうと思い、岸に向かってパドルするのではなく
ピークの一番掘れている所に自ら入って行く。
そして波の力を利用して少ないパドルで余裕で乗ってくる。
という事をやっています。
今日の例であげた2点、意識してやってみるだけでかなりサーフィンがかわりますよ。
むしろ、ここが出来るようにならないとサーフィンの上達はあり得ないって断言できます^^;