サーフィンテクニック

リップを成功させる重要な要素

こんにちは、サーフコーチの林です。
方南町のRev.ShowRoomから、、、

昨日ゴールドコーストから帰ってきました。
明日から2泊で四国です。
メルマガは通常のペースになるのは4月からです。

今年はスナッパーで入る事が多かったです。
気付いたらD’bahは1回も入らなかった・・・

後半は波が無くて、平均腰腹でセット頭オーバーって日が結構多かったです。

今回も色々と収穫してきたオーストラリアです。
その辺はBLOGやコーチングで、、、

今回色々なタイプのボードに乗ってきました。
ACSODやJSのHYFI、TOMOのEVOなど・・・
自分でスピードを付けるのではなく、勝手にスピードが出ているボード。

この辺、今回初体験でした。
ACSODとTOMOは本当に勝手にスピードが出てる。
そんな感じですね。

今までは前足で加速させるドライブ感がもの凄く好きだったのですが、
勝手にスピードが出てるのがこんなにもラクで見える視界が違うものか!
と驚いた次第です。

最後の1週間、スナッパーは波が無くて、
10分に1回ほどオーバーヘッドの波が入ってきます。

スナッパーから割れてくるのオーバーヘッドの波は
慣れている人に任せて、僕はちょっと左にある
リトルマーレーのバンクを狙っていました。

理由はリトルマーレーの方がロングライド出来て
しっかりと張ってくるから。
たまに頭半位がスナッパーから割れてくるのにも
手を出す事が出来るバンクです。

スナッパーみたく超競争って感じは少ないので若干平和ですね(笑

今回、CTでシークエンスを撮影し
ファインダーを覗きながら感じた事が
「ボトムにいる時間がかなり長い」
これです。

CT選手はボトムにいる時間が長い

一般のサーファーと比べると3倍位はボトムにいると思います。

ボトムにいるとホワイトウォーターに
つかまってしまうとか、失速してしまうなど、
感覚的に経験あると思います。

ココで大事なのは

「波のボトムのどこにいるか?」

これがポイントです。

パワーゾーンの端のボトムや
ショルダーのボトムにいたら失速します。

ホワイトウォーターの近くにいて
不安定になるなら、体勢が高い場合が多いです。

波のどこのボトムにいるのか?
これでアクションが入れられるか、入れられないか?
が決まります。

ボトムにいる最適な位置

パワーゾーンのスープに近い所にいると
スピードが出るので、ボトムターンも
スムーズに入れます。

アップスでスピードを付けるクセがある人は
フェイスの上側や中腹にいる事が多いです。

今、あなたが波のどこにいるのか?
これを把握できているとサーフィンは
が冷静に出来ますよね。

ボトムにいるとフェイス全体が
見えるようになります。

実際に僕もやってみたんですよね。
意識的にはボトムにいる時間を
今までの2倍位長くする感じです。

実際は、スピードが変わりました。
そして視界が広がり余裕が生まれました。

けれど、ボトムにいる時間を長くする事を
忘れた途端アクション数が減り、中途半端な
アクションになりました。

まずはテイクオフからボトムに降りて
何処まで降りる事が出来るのか?
を実験してみてください。

そして、その時の斜面はどうなっているのか?
これを把握出来るようになるのがリップアクションを
メイクする為に大切なスキルです。

波がタルくてフラットなセクションは

出来るだけホワイトウォーターの近くにいて、
斜面にいるようにしてトリミングで抜けます。

パンパンと波側だけのレールでパンピングをしてしまうと、
たるいセクションは走り過ぎてしまう事が多く
波が無くなってしまいます。

実際にケリーやメディーナなどの強豪を負かした
ステュはボトムにいる時間がめちゃくちゃ長いです。
実際のシークエンスを見てヒントを掴んでくださいね。

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P.S.

ボトムに居るときに、基本フォームが違うと
波の力をスピードに変えられません。

基本フォームには2パターンあり
それは重心を何処でとるか?
で変わります。

人それぞれバランスを取る重心は
つま先とカカトで分かれます。
あなたに合わないパターンでやると
ターンが上手く行きません。

よくあるのがターンが途中で止まり失速してしまいます。

もしあなたが、
重心を何処でとっているのかを知り、
最適な基本フォームを身につけたければ
コレがオススメです。
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