[PR] Cyber Monday Sale 11/31(火)までの割引価格!
→R7 The Origin
→R5 Evo FZ
→パフォーマンス・インナー
→テイクオフのメソッド[3パドル・テイクオフ]
→ライディングでスピードを付ける方法:3xGS
こんにちは、サーフコーチの林です。
館山のRPCから、、、
今日は
「ライディングでのスピードの出し方」
についてシェアしたいと思います。
どの様に波を使うか?そしてボードをどう使うか?
これがあなたのライディングにおけるスピードを大きく左右しまいます。
先日の木曜日夕方、スタッフと一緒にサーフィンしてきました。
平砂浦が上がったので頭位の強めオフショアのコンディション。
久々に良い波だった〜って感じでした^^
海から上がって
「最近、林さんのサーフィンが2ランク位上がりましたね。」
と言われました。
個人的にも体軸のワークや体軸理論をサーフィンに導入してから、明らかにサーフィンの質が上がっていると実感しています。
この日に計測した最高速は27.6km/h。
波のブレイクが遅い割には良いスピード出ていたと思います。
この日はMAX3アクション位の波で、1発目はリエントリー、カービング、そしてフィニッシュというパターンの波でした。
スタッフの白羽曰く、
「波の裏から見てて、相当なスピードでボトムに下りて消えて行き、そろそろ出て来るだろうなというタイミングで板の裏側が出て来る。他のサーファーとは段違いにスピードが違う」
って言っていました。
最近は自分でも以前より際どいセクションを狙えたり、カービングターンやスナップでスプレーの音が増えたと感じています^^v
1本良いの乗ると、俺もやってやる!って人も増えますよね。
そういう雰囲気になると、ちょっと楽しいです^^
この日に入っていた1人の方が触発されたらしく、一生懸命にレールを使ってスピードを付けてアクションをしていました。
けれど、全然スピード付いてないので、リップアクションが上手く決まっていませんでした。
レールを使うと横に走ってしまうだけで、ピークの下のボトムまで使えず掘れている所を横切ってしまうので一番スピードが付く美味しいところを使わずにライディングしてしまいます。
結果として、ボトムまで下りきっていないのでリップへのアプローチ角が悪いので失敗しやすくなってしまいます。
スピードを付けるには、掘れている所をどう使うか?
これがポイントになって来ます。
ボトムターンに入る前に最高速を得るために、ボトムターンを開始する所までをボードのフェイスに対してフラットで下りてゆきます。
波が厚ければ真っ直ぐ下りる場合もあるし、ブレイクがワイドで速めなら横に行きながらボトムターン開始する所までをフラットにして下りてゆきます。
これだけで、スピード1〜2段階スピードが自動的に上がってしまいます。
けれど、レールtoレールという言葉の呪縛があるので、ついレールを使ってしまいがちです。
レールtoレールは、レールを切り換える際にはボードが完全なフラットの状態を作る事が必要なんですが、フラットという言葉が入ってないので意識されていません。
けれど、超重要な所です。
ボードにフラットに乗る方法
両足ともウナに乗るようにします。
ただこれだけでボードはフラットになり、掘れている所を最大限加速する事が出来るようになります。
さらに、ウナはターン全ての動作において始点となり基準となります。
ここがズレていたら、常にボタンの掛け違いが起きている状態でターンをしている状態なので、なかなか上手く行きません。
ウナに乗る際の注意点があって、意識的にウナに乗ろうとするとウナから内くるぶし側にズレてしまいます。
なので両足ともべた足にした状態で足の外側に乗るようにします。
この時、両足の外くるぶしの下に力点が落ち、結果的にウナとウナの間に重心が落ちるので、ウナに乗れている状態が出来るようになります。
テイクオフ後に両足ともウナに乗れているか?
べた足の状態で両方の足の外側に乗れているのか?
確認してみてくださいね。
いきなりはサーフィンでは無理だと思うので、テイクオフの一連の動作を陸でチェックして見てくださいね。
テイクオフ後に両足ともウナに乗れているようになるまで精度高く、やり続けることがポイントです。
出来ている人なら、ボトムに下りる際に「みぞおちを丸める」動作を入れてみるとスピードが更に増す感覚を得ることが出来ると思います。