こんにちは、サーフコーチの林です。
館山のRPCから、、、
今日はサーフボードの浮力の話しですね〜
去年の終わり位から2L位浮力を増やしたんですよね。
僕の最近選んでいる浮力は31L前後位。
体重68kgですが、去年は29Lだったのですが
31Lまでさらにあげました。
サーフボードの浮力を多くした結果
・体力的にラクになった
・奥から波を取りやすく、テイクオフの滑り出しが速い
・全てのシチュエーションで余裕が持てる
こんな恩恵を感じています。
サーフコーチングをしてて感じるのは
浮力が少なすぎる人、多いかなぁ〜です。
週に1回から2回のサーフィンだったら
絶対に浮力は多くするべきです。
初級・中級レベルの方で浮力の数値が30L以下の人
めっちゃ多いですね、、、
毎日入れる人でもボリューム感ある方が
絶対に良いと僕は思います。
日本の波だったら浮力は多すぎてオッケーです。
なぜなら、
・波のパワーをスピードに変える能力が上がる
・パドルがラクになる
・波に乗る本数が増える
こんな理由からです。
特に初級レベルの方なら
こんなに浮力あって大丈夫なの？
位で良い位ですね。
僕は今年のAUSで、カレンティーなコンディションの
バーレーヘッズで浮力少なすぎた！
って感じましたからね。
常に浮力を上げることにしました。
最近のお気に入りボード
最近、僕がもの凄く気に入っているのがFOXです。
FOXの5’9標準スペックで31.58L。
日本ならモモ〜頭半位まで余裕で対応出来ます。
フィンセッティングはALのツインスタビにSeaJuiceのトレーラーフィン（センターフィン）を付けています。
SeaJuiceは標準のスタビフィンに比べると大きいです。
けれど、独特の形状が邪魔をしないので違和感はありません。
フィンの先端のしなりによる加速感が気に入っています。
普通に乗っただけで
「このフィン、マジで速い」って感じられます。
1ターンの伸びが明らかに違います^^
FOXはノーズエリアから入るコンケーブが
テイクオフでのボードの走り出しを速くしてくれます。
このボード、うねりをキャッチするのが速くて
テイクオフでの滑り出しがスーーーーってボードが滑り出してくれます。
ピークの裏から波を取るのも容易です。
センターは深いシングルコンケーブからダブルコンケーブ、テールはVeeが強めに入っています。
テールのVeeが強めに入っているので、大きめのフィンにするとターンをホールドしてくれます。
逆にフィンが小さかったり、ピヴォット要素の強いフィンだとターンする度にスカスカ動いてしまい、ターンが抜けてしまいます。
3Dfinなら5.0、5.5、7.0がマッチします。
Captain Finのデーンフィンも凄く良かった。
レールはかなり分厚いですがテールにキックが動きをクイックにしてくれます。
ドライブもするし、クイックにも反応する。
ハイブリッドボードって感じがします。
こういうFOXの様なボリューム感、僕は大好きです。
何せ、ラクですからね^^
さらに、フィンでも面白い位乗り味が変わるのも
楽しみの1つですね。
適正レベルの深い話し
適正浮力はレベルだけじゃなくて、年齢とサーフィンに行く回数、
さらにトレーニングしてるかしてないか？で変わります。
例えば、週に1回1ラウンドで40歳の方で1時間に10本乗れる位のレベル。
水泳やジムでジョギングしたり、ワークアウトしてる人と何もしていない人。
選ぶ浮力の数値は大きく変わります。
トレーニングしている人と同じ浮力のボードだったら、かなりしんどいです。
トレーニングしている人は筋力も維持できるし心肺機能の低下も少ないので、標準的な浮力の計算式でイイと思う。
けれど、全くトレーニングしていないなら、体力や心肺機能は低下していく一方です。
同じ浮力だと段々と波に乗れなくなっていく・・・・
こんな傾向です。
この辺、考慮して浮力を出すのか？って所が凄く重要です。
アレックスもゴールドコーストではメジャーブランドになりつつあるようで、
かなり忙しいようですね。
スナッパーでアレックスを見かけましたが
ビッグセットを掴んで、リップしまくってました^^
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