解剖学と体軸理論をベースに
「超具体的で再現性のあるカラダの使い方が出来る」
をコンセプトにしているサーフコーチ・体軸セラピストの林です。
館山のRPCより、、、
今日は明日開催する、体感バイオロジック・パドリング講座の資料を作り込んでいました。
セッション9の追加や細かい写真の追加なども行っていました。
このパドリングをレクチャーした方は、
・今までと全然違う〜30年前に知りたかった!
・いつも20分で限界で肩が痛くなったけど、流れがあるのに1時間半もパドルし続けられた
・こんなズルイ方法でカラダが柔らかく使えるとは思わなかった
などなど、違いを感じてくれています。
正直な所、解剖学や運動力学的に見て効率の良いパドルしている人って殆どいません。
肩凝るだろうなぁ〜とか、肩パンパンで辛そう・・・って人多いです。
サーフィンの96%はパドルなので、それを効率良く出来たらサーフィンはもの凄くラクになりますよね^^
さて、今日は、、、
ボードが滑り始めたのにブレイクが速いと思ってやめてしまう・・・
こんな事あるかもしれません。
で、その時に友人から「行けたよ、今の波」って言われた事があるなら、あなたは見ている場所が悪いかもしれません。
また、テイクオフ後に思うようにライディングが出来ない方も、今日のBLOGで書いてある事を試してみることで景色が広がりますよ。
ブレイクが速いと思ってしまう・・・
ピークを捉えてうねりからテイクオフ出来るようになってくると現れる壁の1つです。
波はピークからセクションへと繋がるように割れてゆきます。
そのためにクローズすると思い、やめてしまう・・・という事が起きています。
※セクションが無い場合はゆっくりとバンクに沿って割れてゆきます。
多くの共通する間違い
このレベルに達した時、多くの共通する間違いが1つあります。
それは、進行方向のピーク横のリップライン、もしくはうねりの上を見てしまっている事です。
波はピークからセクションは繋がるように割れるので、波の上部を見ているので抜けられないと勘違いしてしまうというわけですね。
でも実際は、ブレイクと共にボトムへ降りる事が出来るので、スープの下でボトムターンをする事が出来ます。
しかもテイクオフ後に掘れている所を使えるのでラクにスピードを付ける事が出来ます。
何処を見るべきか?
進行方向のボトムを見る。
これをやる事で、これからどの様に波が割れるか?が予想出来るようになります。
なぜなら、波のボトムからトップへと水が動いているからです。
ボトムを見ると掘れている所のボトムが何処まであるのか?が見えるようになります。
幅が広かったら、ブレイクはワイドになります。
そして、幅が狭かったらブレイクはナローでパワーゾーンが狭くなります。
僕もこれは抜けられないと思ったけど、ホントは行ける波だった・・・って見送った後は、次の1本で必ず進行方向のボトムを見るようにして、波を読む事を意識して修正するようにしています。
テイクオフで波のボトムを見て狙うことで、ノーズも自然と見ている方向へと向き今まで諦めていた波に乗る事が出来るようになります。
そして、波も読めるようになるでしょう。
テイクオフ後に思うようにライディングが出来ない方は、ここが問題な事が多いので是非やってみてくださいね。
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