こんにちわ、サーフコーチの林です。
館山のRPCから、、、
今日は
バタ足でテイクオフは速くなるのか?
についてです。
勉強熱心なあなたは
答えは知っていると思いますが
バタ足するとテイクオフは遅くなります。
テイクオフでは8割波の力を
使っていくようにすると
スムーズにテイクオフ出来ます。
パドル+バタ足だと、
ノーズが上がり失速するだけで
テイクオフは逆に遅くなります。
CTサーファーなどの超エキスパートでもバタ足してるじゃん?
って質問もあったりします。
彼らは、インナーマッスルの筋連鎖を使っている結果、
パドルとバタ足が連動しています。
右のパドルと左足が連動
左のパドルと右足が連動
この様にパドルは、
前鋸筋・腹斜筋・腹横筋・横隔膜・大腰筋・内転筋群・ハムストリングスなどの
体幹となるインナーマッスルを連動してゆきます。
多くの場合足だけでバタ足する事に意識が行ってしまい
思いっきり足を上げてバタバタしてるけど、乗れていません。
バタ足している人はヒザに重心が乗りやすく、
その結果ノーズが上がり、波がボードを押してくれない原因にもなっています。
さらに、バタ足する事で大腿四頭筋を使うので、
腕のアウターマッスルである三角筋を使も同時に使いはじめます。
そして筋肉のセンサーが働くなってしまい、
ボードが走り出していることに気付いていないことが多いです。
パドル8割に減らす
まずはテイクオフでのパドルを8割に減らす。
そしてピークに入って行く。
これだけでもラクにテイクオフが速くなります。
パドルを減らしても、テイクオフ出来るんだ〜
ってパラダイムを変えることが大事です。
パラダイムが変わり、
さらにテイクオフを速くしたいなら
パドルのトルクを上げます。
脇を効かせたパドルを身につけると
パドリングのトルクを上げる事が出来、
テイクオフでの加速を助けてくれます。
パドルのトルクを増やす
まずは、普段のパドリングから水中のストロークする際に脇を締めるようにする。
この動作を意識する事で、前鋸筋・腹斜筋・腹横筋・横隔膜・大腰筋・内転筋群・ハムストリングス
などのインナーマッスルを連鎖させることができ、
パドリングのトルクを上げてくれます。
ストローク時は軽くヒジを曲げておき、水中でヒジを伸ばさないのがコツです。
ヒジを伸ばすとアウターを優位にしてしまうので、
インナーマッスルの筋連鎖が解除され働かなくなります。
この意識でストロークのトルクを上げる事が出来ますよ。
やってみてくださいね。
PS.体幹を使ったパドリングを身につけたい?