解剖学と体軸理論をベースに
「超具体的で再現性のあるカラダの使い方が出来る」
をコンセプトにしているサーフコーチ・体軸セラピストの林です。
館山のRPCから、、、
館山もやっと春らしくなってきましたね。
水温も冬並みから徐々に上がってきました^^
今日は
- テイクオフでの対応を速くしたい
- もっとライディングに余裕を持てるようになりたい
- 思うように横に行けない
これらの対処方法についてシェアしたいと思います。
いきなり結論から書きますが、
これらの最大の原因は目線のプロセスにエラーがあります。
動作を速くしてもこれらの原因は解決出来ない・・・ということです。
上記の原因は殆どの場合、目線を持って行くプロセスがずれている事で起きてしまっています。
テイクオフでピークにセットしてボードが滑り始めたらグイ押しをしますよね。
もしくは上半身を起こす動作をすると思います。
この動作の前後、どちらで目線を進行方向に持っていくか?
たったこのズレで余裕がうまれるのか?それとも生まれないのか?に大きく影響します。
テイクオフの動作の途中かもしくはテイクオフ後に波を見ようとするので、思うように波に対応出来ません。
この時、既に波はピークから進行方向に割れ始めていて、波を見るタイミングが遅いということになります。
特にグイ押しをしたままの体勢で波を見ると、よっぽどカラダの使い方が上手い人じゃないとボードがグラグラと揺れてしまい、カラダはスティッフな硬い状態へとなってしまい動きが悪くなってしまいます。
上半身を起こした上体で見ると腰を反った状態になるので、腰に負担がかかり腰も痛めます。
さらに、テイクオフ動作の途中で止めるので足の引きつけ等がスムーズに行かなくなり、スタンスが狭かったり前足を持ってこれない・・・スタンスが決まらないという事が起きてしまいます。
特に、テイクオフ後に波を見ても波がどう割れてくるのか?全く把握出来ないので、焦りを生み走るだけで終わってしまいます。
テイクオフで進行方向の波を見るのはいつ?
今年もスナッパーで沢山のCT選手を海の中から見てきましたが、彼らはボードが滑っている時間が長く、ボードが滑り出してからテイクオフの動作に入るまでもの凄く時間があります。
この時に波がどう割れてくるのか?予測しています。
つまり、テイクオフの動作をする前に波を見ています。
当たり前なんですけど、テイクオフの動作やパドリングに夢中になってしまうと抜けてしまうんですよね^^;
どれだけ「これから波がどう割れるのか?」を見て判断する時間を作れるのかが、その大切な1本を良い1本にするか?が変わります。
ちなみに、僕がサーフィン調子悪いな〜って思う時は、波を見るプロセスがズレている事が多いので、この修正をするようにしています。
サーフィンは波に乗るので波が見られると、かなりサーフィン変わりますよ^^
ボードが滑り出したら1秒位滑っている時間を作り、波がどう割れてくるのかを見てくださいね。
景色や波の予測の精度が高くなりますよ^^
やってみて違いを感じたら、友達にもシェアしてあげてくださいね〜
サーフィンがもっと楽しくなるので!
PS.テイクオフのパドルが力任せだと、何が起きる思う?
テイクオフのパドルが力任せになってると、ボードの滑り出した事にすら気付かない・・・こんな事が起きてしまいます。
折角、波に乗ったのにもったいないですよね。
テイクオフのパドルがラクでスムーズになると、ボードが滑り出した事も分かるので波を見る時間が長くなりテイクオフに余裕がうまれます。
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