こんにちわ、サーフコーチの林です。
館山のRPCから、、、

サーフィンのターンは
何割が前足で何割が後足か知っています？？

後足が重要ってよく聞くけど、
それは正しくもあり、そうで無い場合もあります。

後足だけを意識しても上手くターン出来ません。

どっちの足をメインに使うか？はターンをしている時の位置で変わってきます。
サーフィンの基本は前足で、いかにボードのセンターに乗る事が出来るのか？
これがもの凄く重要です。

ボトムに降りる時やボトムからセクションへアプローチする際に
レールを切り替えるときは必ず前足の乗ります。
後ろに乗ったままだと必ず失敗します。

後ろ足はどんな時に使うのか？

それは、ターンをしているときに後ろ足に乗ります。
ターンの最中は後ろ足に乗らないと、ボードコントロール出来ません。
フィンがついているのはテールですからね。
なので、フィンの上に後ろ足を乗せることが重要です。

意識的には8割前足で2割後足を使う。

この位の感覚でOKです。
後足はたったの2割ですが、
この2割がもの凄く重要で
あなたのターンの質を大きく変えます。

よくある間違いなのですが、、、

リエントリーやスナップで後足に乗ったままアプローチすると
レールの切り替えが行われないので、
つま先のレールが入ったままアプローチする事になるので、
ボードが返ってもスープに置いていかれたり
ランディングに失敗してワイプアウト・・・
ということにつながります。

ミックのシークエンスを見てみると、
ボトムターンからセクションでカービングに
アプローチする際に前足へ重心が移動しています。

ターンしたら、後足から前足へと重心を切り替えてみてください。
そうするとボードがフラットになるので
レールの切り替えがスムーズに出来るようになります。

前・前・前はダメ

前・前・前って意識して頭が前足より前に出ると、
刺さったりノーズが喰ってしまい失速してしまいます。
さらに、後足に乗れなくなるので波がテールを
押してくれる力を利用できなくなります。
頭は必ず前足の上から前に出ないことがポイントです。

そして、後足はカカトが浮かないようにします。
後足カカトが浮くとボトムに降りる時、波が割れる力を逃してしまいます。
最後に、お腹から胸の上半身が正面に向くこと。
これがサーフィンの基本フォームです。

この基本フォームのニュートラルバランスが出来ていないと、
ボードの性能を最大限に生かす事が出来ません。
スケートでも同様なのですが、デッキがグラグラ動かさずに
フラットな状態で一番スピードがつくフォームが出来ないと
あっという間に失速してしまいます。

先日のスケートコーチングでも、同様の事がありました

基本フォームが出来ていないとどんどん失速するので、
ターンの練習しているときにボトムターンに入る前に失速してしまい、
トップのターンに行く前に止まってしまう事が起きていました。
基本フォームのニュートラルバランスが出来るようになると
スピードが出て失速しなくなって行きます。
感覚的にはスケートが抵抗なく滑って行く感じです。

ボードの性能を生かして、スピードが出るサーフィンしたいなら
基本フォームを知り、無意識レベルまで落とし込むことが大切です。
基本フォームが出来ると、ボードにあなたの体重が乗っている感覚がもの凄く強くなります。

CTサーファーは必ず似たような動作や姿勢になるのは、
この共通する基本フォームがあるからです。
ライディングでスピード出したいと思うなら、
陸上で繰り返しやっていくことで身につきますよ。

PS.陸上での繰り返しにはこのスケートが最適です

試乗した方は
「サーフボードの動きそっくり！」
と感動して衝動買いする人が多いです。

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