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サーフィンの練習する正しい順番

こんにちわ、サーフコーチの林です。
バーレーの宿泊先から、、、

AUSにきて、今年の半年コースアドヴァンス編の
資料をつくっています。

ターンの形を細かく分解して
軸の作り方や何処に乗るのか?
意識する場所はどこか?
何処の筋肉を使っていると正しいのか?
などなどを細かく落とし込んでいます。

 

さらに「つま先重心 or かかと重心」と
「上半身の使い方ツイストかパラレル」とも
融合させています。

人それぞれカラダの使い方に癖があるので
それに対応させるためのメソッドになっています。

この辺は、eBook+動画でターンの最強トリセツでは
アップデートで提供してゆきます。

 

意外と知られていない

「サーフィンの練習する正しい順番」

について今日は書いてゆきたいと思います。

 

1次姿勢:立位、立っている状態
2次姿勢:歩行などの普段の姿勢やカラダの使い方
3次姿勢:競技・種目別姿勢やカラダの使い方

カラダの使い方は上記のような順番があります。

この順番を知らずにいきなり種目別姿勢の
サーフィンの動きをやろうとしても
基本的なカラダの使い方を知らなければ、
サーフィンの動作に落とし込めるわけないですよね。

1次姿勢の「立っている状態」でどう身体を使うのか?
どの筋肉を使うと軸をつくる事が出来るのか
どの筋肉を使ってしまうと軸が出来なくなるのか
これらを知らないと歩いている時やサーフィン時で軸は出来ませんよね。

軸を形成することが出来ると、インナーマッスルの筋連鎖を使う事が出来るので
筋肉を連携させてカラダを使う事が出来るので軽く動けて、
さらにはアウターマッスルまで効率良く連鎖させて使う事が出来るようになります。

サーフィンはバランスのスポーツなので
軸をどうつくるのか?どの筋肉を使うと軸が出来ているか?
これがサーフィン上達の要になって来ます。

自然と軸を作るのが身についているから立てているのですが、
よく詳しく知ることでしっかりとした軸を意図的に形成する事が
出来るようになります。

最終的には軸を自在に操る事が出来るようにってゆきます。

余談なんですが、軸はカラダの意識なので
棒状の状態もあれば曲がった状態の軸もあるということです。
膝を立てて前かがみになっている状態はまさしく、
曲がっている軸の極軸が通っている状態です。

 

1.立っている状態で軸を通す

そして何処に乗ると軸を通ることが出来るのか?

 

2.次ぎに歩いている状態で軸を通す

どう使うと軸を作りながら歩けるのか?
そしてどうカラダが使われるのか?
これを知ってゆきます。

意外と2次姿勢の歩いている状態で
軸を通した身体の使い方は理解されていません。

 

3.そして、陸上でサーフィンのカラダの使い方を身につける。

軸を通した状態でパドル、テイクオフの動作で軸をつくる、ターンの動作で軸をつくる。

このように、カラダの使い方をステップで覚えていく必要があります。
軸が通っていると、動きが軽くなり、ターンならば地面に乗っている感覚がもの凄く強く感じられます。

 

僕の経験なんですが、
ウエイトトレーニングをしてからカラダの使い方が
間違った方法で上書きされてしまい、
昔の様なシャープな動きや走りが出来なくなってました。

特にデスクワークしていると腰が痛くなったり、
肩コリで悩まされていました。
ですが、どう身体を使うのか知っただけで
日常生活がもの凄くラクになりました。

体軸の講習を受けてから
特にマッサージに行かなくなったので
費用対効果抜群でした(笑
立っている状態での軸の作り方

 

前述したとおり、まずは立っている状態で軸を通します

左右の耳の穴を頭のてっぺんに繋いだ所の百会(ひゃくえ)から
指一本後の所、そしてお尻の穴の5ミリ前を1本の棒が通った状態。
みぞおちを弛める事が重要で、腰が反ってしまうとみぞおちが固まり
軸を形成するインナーマッスルの横隔膜に力が入ってしまいます。
結果、腰を痛める原因になります。

これが上半身の軸の作り方、意識の仕方です。

下半身は足の外側に乗りカカトに体重を乗せます。
ウナ(内くるぶしの真下)から膝裏を棒状の軸をとおします。
この状態が出来るようになると軸が出来て
立っている時にもの凄く安定してきます。

インナーマッスルの筋連鎖を使う事が出来るようになり、
効率良くカラダを動かす事が出来る準備が出来たということです。

 

軸を通しながら歩いてみる

上半身の軸を通しながら歩きます。
みぞおちをを弛めておくことがポイントですね。

カカトからついて、足の外側に乗り、つま先に乗る。
これが歩いている時の足裏で起こる重心移動です。
正しい歩き方ってやつですね。

扁平足の人は足の外側に乗っていない事が多かったりします。

正しい歩き方をしていると気付くと思うのですが、
つま先に重心が移動した時に膝は内旋しますよね?
これがフロントサイドのボトムターンで使う膝の使い方です。

先日紹介したレールワークの簡単な練習方法
落とし込んでみてくださいね。

 

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4月後半位からアップデート予定です。
Webページの記載が間に合っていないのでご了承ください。
既に購入されている方は、引き続きアップデート内容をご覧いただけます。
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