こんにちは、サーフコーチの林です。
館山のRPCから、、、
今日は思ったより下がっているようですね。
外房側はまだクローズですが、、、
昨日の波は少しデカかくて挑戦しがいがありました^^
低気圧が近かったので潮が多く波が厚めでしたね。
サイズが頭半を越えてくると、基本が大事だなぁ〜って痛感します。
特にテイクオフ直後に加速して行きたいとき、コンバットポジションが出来ないと話にならないですね。
昨日は入っていたら、段々サイズが上がってきてメインブレイクはクローズ気味に。
そうすると、重要な事がどうしても飛んでしまいます。
ブレイクと同じスピードになる、波とシンクロする事を忘れてしまいがちでした。
前半はシンクロ出来たので、最高速度の35.3km/hを出せたのですがその後はイマイチ^^;
今日の朝起きてから、昨日のライディングの良い点悪い点を思い出していました。
やはり、ブレイクと同じスピードになりセクションの下に入ってかないとアクションも入れられないなぁ〜と。
そのためには、ボトムへ下りる際にどういう風に下りるか?がもの凄く重要になって来ます。
サイズが上がるとブレイクがワイドになるので、テイクオフしたらつい走ってしまいがちです。
大きめのサイズの波で横に走ってしまうと、ボトムに下りていかないので全然スピードがでません。
さらに、アクションすべきセクションもいつの間にか通り過ぎてしまい、掘れてこないからスピードが付かないから更に走ってしまう・・・
こんなスパイラルに陥ってしまいます。
サイズのある波を攻略する方法
サイズのある波を攻略するには、いかに掘れている所を使うか?がもの凄く重要になって来ます。
レールを入れてボトムに下りると、あんまりスピードがでません。
しかも、パワーゾーンを横切ってしまう可能性もあります。
ワイドな場合なら、掘れているパワーゾーンを横に行きながらフェイスに対してボードをフラットにして下りてゆく。
厚めでおそい場合は、何もせずにボトムまでフラットに下りてゆく。
ただこれを意識してやるだけで、サイズのある波を攻略するきっかけを掴めます。
レールを使うのは波の上部とボトムだけで、それ以外はフラットで使って行く。
レールを使う時と使わないとき、これらを明確に使い分ける事でスピードの違いを体感することが出来ます。
小波ならもっとシビアに掘れている所をどう使うか?がスピードの違いに現れます。
下のミックのシークエンスをみてみると、ボトムに降りる時にフラットになる瞬間があります。
その結果、ブレイクがワイドな波でも抜けられてスピードを付ける事が出来るようになります。
フラットでボードを使う
フラット=動作の始点であり基準です。
なぜなら、ターンはフラットな状態から始まり、レールが入り、レールが抜けてフラットに戻ります。
そして反対側のレールが入り始めます。
フラットはターンの始まりと終わりもしくは「つなぎ」にあたるから、始点でもあり基準になるわけです。
「フラット」これが出来ていなかったりズレていると、基準がズレているので全部がバラバラで曖昧なので上手く行きません。
実はレールが入っていたりする事も多かったりします。
特に、サーフコーチングのLV3では今までレール入りっぱなしだったんだ〜!って驚かれている方も多いですね^^
フラットはコンバットポジションが出来る必要があります。
コンバットポジションはサーフボード上での「構え:基本フォーム」だからです。
足裏はどこに乗って、ヒザはどの位置にあるのか?
そして軸はどう通すのか?
構えの精度をいかに高くしてゆき、自分の感覚と正しい乗る位置の違いを感じて修正していくことで、波とシンクロ出来るようになるのでどんどんとスピードが出るようになります。
サイズのある波を攻略したい、小波が苦手でスピードが出ないと思っているなら基本フォームをどれだけカラダに染みこませるか?が重要になって来ます。
正しい基準をカラダに上書きする
まずは、陸でフラットで乗れる基準を作ってゆきましょう。
1.両足ともべた足にする
2.両足とも足の外側に乗る
3.上半身は若干斜めにして、両腕を前に向ける腰を少し落とす
軸を感じやすくなり、地面に乗っている感覚が強くなります。
そして、足裏はどこに乗っているのか?これを感じてみてください。
ボードを指で掴むと、足裏のどこに乗っているかの基準が分からなくなり、太ももに力が入り動きが悪くなるのでオススメしません。
やってみてくださいね。
P.S.もっと詳しく知りたければこれがオススメです
波をどう使うのか?カラダはどう使うのか?これの基準がシンプルに分かり身につける事が出来ます
→3xGS