カラダの使い方

カラダが軽かったり重たくなる要因

こんにちは、サーフコーチの林です。
館山のRPCから、、、

今日は、日によってカラダが軽かったり重かったり・・・
この原因とその改善方法についてシェアしますね。

サーフィンする上でカラダは軽い方がイイですよね。
同じサイズの波なのに、パドルがラクな日もあればそうでない日もある。
こんな経験した事ある人多いのではないでしょうか。

この軽さや重さのパフォーマンスのキーは背骨の状態が重要になってきます。
簡単に書くと、背骨の柔軟性が重要って事です。
なぜなら、背骨って24個あって、それぞれが独立して動いてくれるからです。
しかし、大人になると固まってしまい、周りの筋肉が硬くなってしまい一部が動かなくなってしまったりします。
そうすると、動きが重たくなってしまうんですよね。

背骨の柔軟性をケアしてあげるだけで、パドリングやテイクオフでの動きが軽くなります。
ちょっとしたケアで、パフォーマンスの低下を避ける事が出来ます。
若いときは動けたのに、、、これって、筋力や体重もあると思いますが、背骨が機能しているかしていないか?の方が重要だったりします。
特にパドリングやテイクオフの動作には、もの凄く影響を及ぼします。
僕は32歳位からレッスンで色々な方を見てきていますが、動きが重い人や硬い人は背骨の柔軟性が無い状態が多いです。

パドリングやテイクオフの動作では背中を反ってはいけない

背骨には適切なアーチがあり、そのアーチを保つことで背骨の機能を使う事が出来ます。
パドリングで背中を反ってしまうと背骨のアーチが崩れてしまうので、疲れやすくなってしまいます。
現代のCTサーファーがパドリングしているとき、背中は反ってなくて軽く水面からアゴがあがっている位の状態をキープしてパドリングしています。
そうすることで、パドリングでも背骨の機能を使う事が出来て、ストロークでインナーマッスルを優位に使いアウターマッスルを劣位に使う事が出来るようになります。
さらに、インナーマッスルを連結して使う事が出来るようになるので、効率的なパドリングが出来て速くなるというわけです。
CTの試合映像とかみると、パドリングしているシーンも沢山あるの注意してみてください。

パドリングやテイクオフの動作で背骨を柔軟を保つには

パドリングやテイクオフの動作で背骨を柔軟に使うためには、上半身を反らないのがポイントです。
特にパドリングで背中を反ると、背骨の周りについている脊柱起立筋が固まってしまい背骨が固定された状態になり、機能しなくなります。
そしてさらにみぞおちも固まりインナーマッスルである、横隔膜・大腰筋が固まってしまいます。
そうすると、パドリングの動作やテイクオフの動作で背骨の柔軟性が無いので、動きが重たくなります。
更に、アウターマッスル優位になってしまうので疲れやすくなるし動きも重たくなります。
いいこと無いですね^^;

サーフィンで改善するには、ボードに腹ばいになったら、顔を上げるだけにするのがポイントですね。

背骨の柔軟性をメンテナンスする方法を幾つか紹介します

僕の場合は、フォームローラーかストレッチボールを使います。

フォームローラーは背骨に合わせて乗ってあげているだけでも、結構筋肉がほぐれます。
背骨に対して垂直にフォームローラーを合わせて上下に動かすと背骨の詰まりや筋肉もほぐすことが出来ます。
フォームローラーの太さ次第で腰をやる際は注意してくださいね。
腰椎がズレてしまう場合もあるので。

僕はストレッチボールが結構気に入ってヘビーユースです。
コンパクトなので海外とか行った時でも邪魔にならないし、家でも場所を取らないので。

ストレッチボールは背骨の両脇にボールがくるようにして、背骨に沿ってボールの位置を上下に変えてゆきます。
自分の体重が乗るので結構いい感じで効いてくれます。
初めてやる人はかなり痛いかもしれないので注意してくださいね。

こんな感じで上手くアイテムを使うと筋膜リリースできるのと背骨のストレッチができます。
日頃少しの時間やるだけで、パドリングやテイクオフの動作で負担を減らす事が出来ます。

ウエットスーツを着ると体が重たくなる原因は背骨の柔軟性

背骨の柔軟性に影響を与えているのが、ウエットスーツの型です。
冬のサーフィンに必需品のウエットスーツ。
ウエットスーツの型は2種類あって、ダイビング用とスイム用があります。
ダイビング用は両手が下がっている状態で作られています。
スイム用は両手があがったバンザイの状態で型が作られています。

両手が下がっている状態からパドリングの姿勢になってストロークすると背骨に背中側から負荷がかかります。
吊している状態で猫背気味のシルエットは相当背中に負担がかかってしまいます。
スイム用は両手が上がっている状態なので、パドリングの姿勢やストロークで背骨に負荷がかかることはほとんどありません。
この辺が、冬のウエットスーツを着て動きやすくなる、動きにくいの差が出てきます。

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